代表メッセージ

代表メッセージ
当社はドラム缶の再生利用を目的に昭和52年に創業いたしました。ドラム缶は鉄でできており、洗浄すれば繰り返し再利用(リユース)することができる優れた容器です。

今日、世界的にみると人口は増えていくのに対し、地球上に残された資源には限りがあります。また二酸化炭素(CO2)の排出量の増加による地球環境の温暖化も大きな問題となっております。時代は大量生産、大量販売、大量消費からの脱却を求めています。

まさに今こそ、この限られた資源を有効活用し、日本古来の『もったいない精神』を活かし、資源の再生事業(リユース事業)を本格的に推進する時代になったものと考えます。
環境対策には、3Rという考え方があります。3RとはReduce、すなわち廃棄物を出さない、縮減することが大事であるという考え方です。それはゴミゼロという考え方にも発展していきます。そうすれば、地球上から廃棄物がなくなります。

そして廃棄物を縮減する、少なくしていくためには、一度使用したものと廃棄物とするのではなく、洗浄してもう一度再利用、再使用するという考え方があります。これがReuse、リユースです。形ある資源をそのまま利用するのです。
そしてどうしても利用することができなくなったら、形を変えて資源として再生させる、これがRecycle、リサイクルです。
この3つを合わせて3Rと言います。つまり、3Rには順番があるのです。
最初は廃棄物を出さない、縮減するリデュース、そして次に形を変えずに再利用するリユース、そして最後に資源を無駄にせず、形を変えて再び活用するリサイクルです。

我が社はこの3Rを通じて社会に貢献する会社を目指しています。
現在はドラム缶やコンテナ等の産業容器が中心ですが、いずれはいろいろな容器の3Rを手がけていきたいと考えております。
代表取締役社長 渡部 達巳
社員一人ひとりの成長が、社会を支える力となる。
代表取締役社長 渡部 達巳
  • 3Rを軸に容器の再利用で社会と環境に貢献
    私どもは、一言で申し上げますと、「リデュース」「リユース」「リサイクル」の“3R”を事業領域とし、資源の有効活用を図りながら、社員一人ひとりを大切にすることで、社会に貢献していく企業でございます。

    具体的には、社名に「容器」という言葉がある通り、主にドラム缶を中心とした産業用容器の再生事業を展開しております。全国から使用済みのドラム缶やコンテナを回収し、自社工場にて洗浄・検査・塗装を行い、再び製品として市場に出荷するという循環型の仕組みを構築しております。

    当社は、空になったドラム缶の回収から事業をスタートいたしました。使用後のドラム缶は、工場内に溜まれば大きな空き缶として場所を取り、時に危険な存在にもなります。そうした課題を解決するため、私たちがドラム缶を回収し、きちんと洗浄・再生して、新たな容器としてよみがえらせる――このような発想から当社の取り組みは始まりました。今後も資源循環の担い手として、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
  • 独自の特殊洗浄技術と全国対応の物流網、人の力で高品質な再生を実現
    当社には、他社にはない大きく三つの強みがございます。

    まず一つ目は、溶剤洗浄や特殊洗浄など、他社では対応が難しい高い技術力を有した洗浄・再生方法を持っている点です。これにより、より高度で多様なニーズにお応えすることが可能です。

    二つ目は、全国規模でドラム缶の回収・納品が可能な物流ネットワークを構築している点です。地域に関係なく一貫した対応ができる体制は、当社ならではの強みです。

    そして三つ目は、個性を活かして活躍する社員一人ひとりの存在です。それぞれが自分の力を発揮し、素晴らしい仕事をしてくれていることこそが、当社にとって最大の財産であり、何よりの強みだと考えております。
  • 人間力を育む研修で、社会観・人生観を深めながら幸せな生き方を自ら描く力を養う
    私たちは、社員一人ひとりの成長を大切にし、教育に特に力を入れている会社です。
    私たちが目指しているのは、ただ試験に合格するための知識を身につける研修ではなく、「一度きりの人生をどう幸せに生きていくか」という人生観や、仕事の本質とは何か、そして社会にどう貢献していくかという広い視点を持てる人財の育成です。

    こうした社会観・人生観・人間力の育成を通じて、社員自身の成長と発展を支援しています。
    研修体制としては、日々の業務に直結する内容を中心とした社内研修をメインに据えつつ、自社だけでは補えない専門的な内容については社外研修も積極的に活用し、バランスの取れた教育環境を整えております。
  • 人財を歓迎
    当社が最も大切にしているのは、素直さ・正直さ・誠実さです。
    そして、仕事に対して熱意を持ち、真剣に取り組む姿勢、お客様のことを真摯に考え、与えられた職務に本気で向き合う、そんな情熱を持った方を求めています。

    どんな方でも最初は未経験からのスタートです。
    経験の有無に関わらず歓迎しており、挑戦する気持ちを大切にしています。
    失敗を重ねながら経験を積み、やがて経験者へと成長したときには、その経験を活かしてお困りごとを抱えるお客様に対し、専門家として課題を解決していく力を身につけていただきたいと考えています。

    このように、未経験者、経験者、専門家へと、三段階のステップを踏みながら、自分の仕事に自覚と誇り、そして責任を持って取り組める人財へと成長してほしい。
    それが私たちの願いです。
  • 社員一人ひとりが成長とやりがいを感じながら、自らのキャリアを切り拓ける環境をつくる
    当社の今後の展望としては、社員の中からできるだけ多くの経営者・幹部・社長などの人財を育成していきたいと考えております。
    また、何よりも大切にしているのは、働く一人ひとりが「やりがい」や「働きがい」を感じられる環境を整えることです。その中で、自らの成長を実感しながら、社会から必要とされる事業を積極的に推進していくことを目指しています。

    私たちは、社員一人ひとりが自分らしく働けるよう、選択肢の多い会社づくりを目指しています。
    チャンスや機会を平等に提供し、「自分のキャリアは自分で決める」という主体的な姿勢を後押しできるよう、しっかりとサポートしていく体制を整えてまいります。
    これからも社員の可能性を信じ、共に成長し続けられる企業でありたいと考えております。
  • 社会を支える仕事に誇りと責任を持ち、自己犠牲で周囲を支える美しさを大切に
    新入社員教育の際には、私自身の考えとして「雑巾哲学」をお伝えしています。
    私たちの仕事は、テレビドラマに登場するような刑事や医師のような華やかな職業ではありません。
    しかし、雑巾のように、自らが汚れることで周囲をきれいにしていく。
    そこにこそ、本当の美しさがあると私は考えています。

    雑巾は役目を終えれば捨てられてしまうものかもしれませんが、
    「自分が誰かの役に立ち、環境を整え、支えている」という誇りは、何にも代えがたい価値があります。
    実際の仕事には汗臭さや泥臭さもありますが、お客様からの注文をいただき、仕事が継続していくということは、それだけ社会から必要とされている証です。

    だからこそ私は、新入社員の皆さんに、社会を支える大切な役割を担っているという「自覚」と「誇り」、そして「責任」を持って、仕事に取り組んでほしいと強く願っています。